1. 新型コロナウイルス禍における現代の公衆衛生の在り方とは

  2. 【宮崎大学】低濃度の弱酸性次亜塩素酸水でも新型コロナウイルスに対して有効

  3. TVホスピタルにインタビュー記事が掲載されました

  4. 新型コロナウイルスに対する各所の見解(2020年6月)

  5. 新型コロナウイルス対策に次亜塩素酸水は有効【後編】

  6. 新型コロナウイルス対策に次亜塩素酸水は有効【中編】

  7. 新型コロナウイルス対策に次亜塩素酸水は有効【前編】

  1. 酒・料理の風味を損ねるタバコ不快臭や有害菌・ウイルスを撃退

  2. 全客室や通路などに次亜塩素酸水の噴霧器を設置

  3. 衛生環境の向上を目指し、作業の妨げになる不快臭を一掃

  4. 最高級の5つ星ホテルが厳選した安心安全な除菌対策

新型コロナウイルス対策に次亜塩素酸水は有効【後編】

弱酸性次亜塩素酸水は、特許技術でpH6.5前後に安定化した消毒剤

弱酸性次亜塩素酸水の鍵を握る殺菌成分は、次亜塩素酸である。ただし、一部では「塩素は毒だから、次亜塩素酸も危険」と誤解している人も少なくない。

しかし、吉田氏は「次亜塩素酸水について、人体に影響の有無を与える鍵を握るのがpHであり、弱酸性次亜塩素酸水は安全性が確認されています。そこで、次亜塩素酸水は弱酸性に安定化させることが重要なのです」と吉田氏は話す。

pH4以下の次亜塩素酸水は、酸性が強いほど塩素ガスが発生しやすく健康被害も起こりやすいため、専門知識なしで強酸性次亜塩素酸水を使用するのは難しい。一方、強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム溶液も有害だ。しかも、次亜塩素酸ナトリウム溶液の有効塩素である次亜塩素酸イオンは、菌やウイルスを分解するスピードも力も、次亜塩素酸に比べて劣る。

このため、家庭で安全に抗菌・抗ウイルス対策をするには、弱酸性次亜塩素酸水が望ましいとされているが、pH6.5前後の弱酸性の次亜塩素酸水を作るのは大変高度な技術が必要だ。

そこで、次亜塩素酸水生成装置製造の牽引役であるエコムーバーグローバルジャパンは、電気分解により、pHコントロールをできる技術を採用したのだ。これにより、pH6.5前後と人間の皮膚のpHに近い弱酸性次亜塩素酸水が誕生した。

酸性度が高い強酸性次亜塩素酸水は、安全性などの課題があるため、今後、pHコントロールできない生成装置は、製造や使用が認められなくなる可能性も否定できない。弱酸性次亜塩素酸水が次亜塩素酸水のゴールドスタンダードになる日はそう遠くないのかもしれない。

医療機関、食品加工工場、社員食堂、花屋など、アルコール系消毒剤などを使用することが多い場所で働く人々は、手荒れに悩むことが多いのをご存知だろうか。アルコール系消毒剤は、皮膚のたんぱく質や脂分を溶かしてしまうため、繰り返し使うと肌荒れしやすい。すると、皮膚の奥まで菌やウイルスが侵入し残留しやすくなるため、手にしみるのを我慢し、より徹底的な消毒をしなくてはならない、という悪循環を繰り返す。

これに対し、弱酸性次亜塩素酸水は、素早く分解されるため皮膚のたんぱく質や脂分を溶かすこともない。手荒れによる菌やウイルスの侵入リスクも軽減できるため、消毒対策における負のスパイラルを断ち切り、働く人たちのQOL向上にも貢献しているのだ。

また、家庭などでアルコール系消毒剤を使う場合、取扱いには十分な注意が必要だ。キッチン、たばこなど火の周りで使うと引火する。さらに、暑い時期は、アルコールが入ったスプレーボトルを、車中などの高温になる場所に置いておくと爆発する危険性もあるのだ。

これに対し、弱酸性次亜塩素酸水は、引火の危険性がなく、毒性試験なども行われ、安全性が確認されている。弱酸性次亜塩素酸水は、小さい子どもや高齢者がいる家庭でも、手軽でスピーディかつ安全に消毒・殺菌対策ができる消毒剤なのだ。

アルカリイオン水を使うから世界中どこでも同じ品質の弱酸性次亜塩素酸水が作れる

エコムーバーグローバルの場合、弱酸性次亜塩素酸水の品質保持期間が製造から6カ月としている。これに対し、他社の次亜塩素酸水は、品質保持期限期間が長いものもあるが、これはあくまでも希釈前の原液の状態であり、希釈後の状態については品質保持期限のエビデンスが確実していない。

近年、弱酸性次亜塩素酸水を製造販売している企業はたくさんある。しかし、エコムーバーグローバルは、弱酸性次亜塩素酸水を生成する機械も販売しているため、より高い技術で生成された弱酸性次亜塩素酸水を提供できるのだ。

また、弱酸性次亜塩素酸水を生成するときは、通常水道水が用いられるが、エコムーバーグローバルは、精製されたアルカリイオン水を使用している。「アルカリイオン水を使用しているのは、国内海外を含めて弊社以外には確認していません」(吉田氏)。

水道水には、塩素などの物質がごく微量に含まれているだけではなく、国や地域によりカルシウムなどのミネラル成分の含有量が変わってしまう。そのため、同じ生成装置を使って弱酸性次亜塩素酸水を生成しても、地域の水の質によっては、品質がばらつく可能性もある。
これに対し、エコムーバーグローバルは、アルカリイオン水を用いて使用するため、世界中どこでも同じ水準の品質を製造することができるのだ。

弱酸性次亜塩素酸水は、一部地方自治体や海外の政府でも消毒用に使われている

厚生労働省公表の感染症法に基づく消毒・滅菌の手引きでは、コロナウイルス、ペスト菌、MARSやSARSなどの殺菌方法として次亜塩素酸の濃度が100ppmまたは200ppm以上で食器、リネン(衣服)、テーブルなど30分間以上浸しておくこと、と明記している。ただし、これは、塩素漂白剤などの次亜塩素酸水ナトリウム溶液を使用するときの濃度だ。

これに対し、弱酸性次亜塩素酸水は、「35ppm以上の次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスを99.99%以上不活化する」と有効性が評価されている。弱酸性次亜塩素酸水は、次亜塩素酸水ナトリウム溶液より薄い濃度でも、十分効果を発揮するのも大きな特長だ。

新型コロナウイルスを用いた代替消毒候補物資の有効性評価にかかる検証試験の結果について(第3報)(独立行政法人製品評価技術基盤機構)掲載の図を書き起こし

 

弱酸性次亜塩素酸水は、ようやく新型コロナウイルスに対する有効性が確認されたばかりが、高い消毒・殺菌力が評価され、民間企業だけでなく、一部地方自治体や海外の政府が次亜塩素酸水を消毒用に配布する動きがみられる。さらに、吉田氏は「とくに、医療現場の最前線では、弱酸性次亜塩素酸水が求められているのです」と、消毒剤の不足が大きな社会問題となっている今日、次亜塩素酸水のニーズが計り知れないことを訴える。

新型コロナウイルスの登場を機に、世界中で殺菌・ウイルス不活化対策が緊喫の課題となっている。吉田氏は、そんな現状に危機感を持ち、企業活動という枠を超え、一人でも多くの人がより迅速に安全に消毒・殺菌ができるように精力的に活動をしているのだ。

【中編】を見る【前編】を見る

この記事はエコムーバーグローバルグループの監修によって制作しています
エコムーバーグローバルJAPAN株式会社
代表取締役社長
吉田典弘(よしだのりひろ)
吉田典弘
建設会社勤務、貿易会社代表取締役などを経て、2020年同社の代表取締役社長に就任。別会社では代表取締役として、貿易業、イベントコーディネート、国内外アーティストコーディネートなども精力的に行っている実業家。

 

関連記事