次亜塩素酸水は、菌やウイルスと反応して、水と無害無臭の有機物に変化します。さらに、不快臭の元となるたんぱく質やアミノ酸も分解するので、臭いも気にならないのです。次亜塩素酸水に含まれる次亜塩素酸は、空気中にほとんど残らないので、屋内で噴霧しても健康に悪影響を及ぼす可能性は極めて低いとされています。このため、規定濃度が保たれた弱酸性次亜塩素水であれば、屋内で噴霧してもほとんど問題がないという見解が一般的です。
なお、塩素系漂白剤などの次亜塩素酸ナトリウム液を薄めて散布するのは危険ですので、行わないでください。霧状の次亜塩素酸ナトリウム液を吸い込むと、せき込んだり、呼吸器に異常をきたす恐れがあります。